スポンサードリンク

タロットカード1「魔術師」の意味。 恋愛・仕事での解釈例。

f:id:noabooon:20151228204943j:plain

 

 

 

魔術師の基本的なキーワード

ポジティブな意味

卓越した技術、スキルの発揮、活躍、喝采を浴びる、創造性、論理的な解明、知識、起源、男性原理

 

ネガティブな意味

ペテン、詐欺、見せかけ 

 

エレメンタル

風・地

魔術師のカードは風と地の属性をどちらも持っており、またワンド・ソード・カップ・ペンタクルの四つが全て描かれているため、エレメンタル配列による悪影響はあまり受けない。このカードを悪く解釈するときは、未来など、他のポジションの凶意の原因となっている場合のみに限られます。

  

魔術師のキーワード解説

このカードはマルセイユ版では「奇術師」という名前でした。

ようするに手品師のことです。

卓越した技術・知識を駆使して、まるで魔法のように見えるパフォーマンスを行う者です。

 

このカードでは、魔術師の格好をした人物が、大道芸をしている図が描かれています。

これは魔法ではありません。

タネのある手品です。

みんなも、それをわかっています。

それでも卓越した技術は、本当の魔法のように見えるものです。

こういった背景からこのカードは「魔法のような技術を駆使して」「創造的な何かを行い」「大活躍すること」を意味していると言われています。

 

また、このような手品を行うためには、論理的にまとめられた、科学的に体系だてられた「知識」が必要です。

18世紀頃まで、科学と魔術は境目がとても曖昧でした。

万有引力を発見したアイザックニュートンは、現代では科学者として有名ですが、当時は錬金術師でもありました。

魔術師と科学者は、どちらも「この世界の法則を解明しようとする者」だったのです。 

こういったところから、「知識」「創造性」「論理的な解明」などを意味すると解釈する方もいます。

女教皇が「理屈を超越して、あるがままに受け止める」という女性的原理的なカードだったのに対して、魔術師はあくまでも論理的に事象を解明しようとする、とても「男性的な原理」を示すカードというわけです。

 

魔術師の頭には、無限を意味するマークが描かれています。

「無限の力の実現」を意味すると言われています。

タロット78枚の中でこのマークが描かれているのは、魔術師と力だけです。

 

このカードは1番です。

1は「始まり」を意味する数字。

現代の我々が、様々なテクノロジーで豊かな生活を享受することができるのも、こういった「男性原理」で論理的に物事を解明した人々が、その技術の起源を切り開いたからです。

以上からこのカードを「ものごとの始まり」「起源」として解釈する方も多いです。

 

ちなみに、卓越した技術知識は、悪用しようと思えばいくらでも悪用することができます。

ただの手品を「これは本当の魔法なんだ」と伝えれば、人々を騙し、新興宗教を作ることができるでしょう。

このカードのネガティブな意味が「ペテン」とされているのは、そういうことです。

 

高度に発達した科学は魔術と見分けがつかない。

byアーサー・C・クラーク

 

魔法のような活躍って、例えば?

魔法のような活躍とは、例えば織田信長は桶狭間で、わずか三千人で、三万人近い今川軍を撃破しました。

これはまさに「魔法のような活躍」だと言えるでしょう。

近年でいえば、アレキサンダーカレリンはアマレスのオリンピッックで13年間無敗を誇り、その間に世界選手権9連覇、欧州選手権10連覇を記録し、公式試合での連勝記録は300まで到達しました。

つい最近も、羽生善治さんが「前人未到の永世七段を達成した」と話題になりました。

どれも常識では考えられない、魔法のような結果です。

 

あるいは少し見方を変えると、デザイナーやイラストレーターが、クライアントから伝えられた漠然としたイメージをもとにそれを具現化していく様は、まったく知らない人からすれば魔法のような技術です。

こんな風に考えていくと、我々は誰もが何かしらの「魔法のような力」を持っているものです。

その技術知識は、すでに知っている人達の間では、大したことがない初歩的なものかもしれません。

でも何も知らない人からすれば、それは魔法のように見えるすごい何かであると感じられる。

そういうことはあるものです。

 

たとえば、何年も仕事を続け、磨きに磨いた腕をふるうさまは、傍目に見れば奇跡であり、魔術というほかはない。

接客技術からものづくりの技術、コンピュータのオペレーションまで、さまざまな場面で現代の「奇術師」たちが活躍している。

 by「タロットの秘密」より

 

魔術師のリーディング例

このカードはキーワードの範囲が広いので解釈が難しく感じるかもしれませんが、ようするに「男性原理でものごとをとらえることができるとき」なのだなと、僕は解釈しています。

 

男性原理でものごとをとらえるから…

  • 不明確なものは、しっかり論理立てて解明することができる。
  • 解明するから、人より優れた技術知識を習得できる。
  • だから無限の力が生まれる。それによって魔法のような結果を出せる。
  • だから、喝采を浴びる。

 

では、それを具体的にどのようにリーディングするか。

まず、仕事について占っているのであれば、これはシンプルでわかりやすいです。

相談者は自分が持つ知識技術を思う存分に発揮し、他の人には思いもよらなかった方法を見つけたり、魔法のような結果を出すことができるのだと読むことができます。

 

困るのは恋愛について占っているときです。

キーワードがどれも、恋愛には関係なさそうなものばかりです。

ケースバイケースなので一概には言えませんが、恋愛相談でこのカードが出たときは、僕の場合は「未来の相談者は、すでにその恋への執着を失っており、その代わりに何か仕事や趣味において、自分の能力を発揮して活躍しているのかもしれない」と読むことが多いです。

人の心は変わるものです。

今の時点ではどれだけ執着していたとしても、三ヶ月後の自分も同様だとは限りません。

あるいは、もしかしたらその恋の経験があったからこそ、未来の相談者は自分の能力に対して新たな境地を開拓することができたのかもしれません。

その恋は、相談者に成長を与えるためにやってきた一つの試練だったのかもしれません。

  

その他のカード解説

0「愚者」の意味

1「魔術師」の意味

2「女教皇」の意味

3「女帝」の意味

4「皇帝」の意味

5「法皇」の意味

6「恋人たち」の意味

7「戦車」の意味

8「力」の意味

9「隠者」の意味

10「運命の輪」の意味

11「正義」の意味 

12「吊るされた男」の意味

13「死神」の意味

14「節制」の意味

15「悪魔」の意味

16「塔」の意味

17「星」の意味 

18「月」の意味

19「太陽」の意味

20「審判」の意味

21「世界」の意味

小アルカナ「ワンド」の意味

小アルカナ「ソード」の意味

小アルカナ「カップ」の意味

小アルカナ「ペンタクル」の意味