中川龍のブログ

Tarot & Hint



後の世界的名作を、黒歴史として封印していた男

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自分には才能や能力が何も無い。

そんなことを言っている人は、実は自分で才能を捨てているだけなのかもしれません。

 

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能力とは何でしょう。

才能とは何でしょう。

その答えはいろいろあるかもしれませんが、「マーケット感覚を身につけよう」では以下のように書かれています。

 

自分のすぐそばに「価値あるもの」が存在していても、その価値を認識する力がないと、「自分の周りには何も価値あるものがない」と思えてしまいます。

長く仕事から離れていたため、パートやアルバイトしか職が見つからないと嘆く専業主婦の人がたくさんいます。

その一方、主婦スキルを最大限に活かし、キャラクター弁当作りのレシピ動画作成、収納のカリスマアドバイザーや、しつけや教育のコンサルタントとして、一般の会社員以上に成功する人もいます。

この専業主婦と元専業主婦の違いは、価値あるスキルの差でしょうか?

そうではなく、主婦業を通して身につけたスキルが、「誰にとってどんな価値があるのか、見極める能力」に、差があるのではないでしょうか?

 by「マーケット感覚を身につけよう」より

 

 

ようするに二行でまとめると

  • 能力がある人とない人がいるのではなく
  • 自分の中にある能力の価値に気付ける人と、気付けない人がいるだけだよ

ってことですね。

 

だから、今自分に能力やスキルが何もないと思い込んでいる人は、それは勘違いだということです。

あなたにも何かしらの才能はあるのです。

才能がない人なんていない。

ただ、それに気づいていないだけで…

 

で、このことを世界規模で体現したすごい男がいます。

その男の名は、チャールズ・ドジソン。

 

ある日のこと、恥ずかしがり屋で気の小さい一人の青年が、三人の少女を連れて、イギリスのテームズ河にボート遊びに行った。

彼の名は、チャールズ・ドジソン。

あなたはこの青年を知っているだろうか。

おそらく、多くの読者はその名を聞いたことがないに違いない。

実際ドジソンは、ボートに乗り込む時にはまったく無名だった。

しかしその三時間後、ボートから降り立つときには、彼は世界に名をとどろかす有名人になるための切符を手にしていたのである。

ドジソンは、平日はオックスフォード大学で数学を教え、日曜になると教会で説教をしていた。

しかし、ドジソンは人前で話すのが非常に苦手だった。

子どもを相手にすると次々に自由なアイデアが浮かんできて、じつに面白く、遊び心にあふれた話ができるのだが、大人に向かうとまごついてしまい、とたんにうまくしゃべれなくなるのだ。

そこでドジソンは、この日も三人のかわいい女の子を連れてボート遊びをしながら、心に浮かぶまま、気まぐれに話して聞かせていた。

その日の話は、一人の少女が主人公だった。

ウサギを追いかけて穴に落ち、気づくと「不思議の国」に来ていた、という話。

女の子たちは、すっかり夢中になって話に聞き入った。

そして聞き終わると、またその物語を楽しみたいから、ぜひ書き起こしてほしいとドジソン教授にせがんだ。

ふだん、教授は自分のたあいもない話を文章にすることはなかったが、女の子たちの熱心な要請に不承不承ながら、徹夜で物語を書き上げた。

小さな女の子たちの中に一人、「アリス」という名の子がいたので、その物語を『不思議の国のアリス』と呼ぶことにした。

そう、ドジソン教授とは、じつはかの有名なルイス・キャロルその人なのだ。

 

しかし、その後すぐにドジソン教授が「ルイス・キャロル」と名乗ったわけではない。

ドジソン教授はアリスの物語を書き終えた後、その物語を長い間キャビネットの奥底にしまい込んでいた。

その物語は話を聞いてくれた三人の女の子に向けてつくったもので、それ以外の人は誰もそんな物語は読みたがらないだろう、と思ったのだ。

だから何年もたってからその原稿が発見されたのは、本当に運のいいことだった。

分厚いほこりをかぶっていた紙束を、彼の友人がたまたま発見したのだ。

友人は読み進むにつれ、どんどん話に引き込まれ、夢中になった。

「いやぁ、これはじつに面白い。ぜひ、出版すべきだ」

と友人は言い張ったが、ドジソン教授は不機嫌な顔をして言い返した。

「なにを言ってるんだ、君。まがりなりにも僕は、オックスフォード大学の数学教授なんだぞ。そんな僕が子どもだましのくだらないファンタジーを書いていることが世間に知れたら、面目がまるつぶれじゃないか。出版なんて絶対にいやだね!」

そんなやり取りがあって、ようやく、『不思議の国のアリス』は出版されたのだ。

作者名は本名ではなく、「ルイス・キャロル」というペンネームにするという条件で。

それからは誰もがご存知のとおり、『不思議の国のアリス』の出版は大成功を収めた。

by「人生のヒント」より

 

もしドジソン教授が友人に「これは価値あるものだよ」と教えてもらえなかったら、今この世界に「不思議の国のアリス」という作品は生まれていませんでした。

もしドジソン教授が「これは俺の黒歴史だ!」という姿勢を崩さなかったとしても同様です。

その場合、ドジソン教授は「俺はどうしてこんなに話下手なんだろう」と嘆いたままで人生を終えていたかもしれません。

 

「すでにある価値に気付く」って、こういうことなのかもしれませんね。

あなたもうっかり見落としている「自分の価値」がどこかにありませんか?

 

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マーケット感覚を身につけよう

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おしまい( `・ω・´)