中川龍のブログ

Tarot & Hint



タロットカード「法皇」の意味

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「法皇」の基本的なキーワード

  • 助言
  • 導き
  • 指導者

 

法皇のキーワード解説

現代の日本人には「法皇」と聞いても、いまいち馴染みが薄いかもしれません。

しかしそんな私達でも、映画などの世界で「何か悩み事を抱えた人物」が教会に行き、「私はこれからどうすればいいでしょうか?神父様、どうかお導きください」と相談しにいくシーンは見たことがあるはずです。

このように、昔の宗教機関は「人々が教えを乞いに行く場所」として機能している側面がありました。

 

法皇とは、そういった宗教機関を束ねる最高権威です。

教えを示す者達のリーダーです。

故に、誰よりも多くの「人生訓」「過去の先人達の事例」「神の教義」などを理解していることが望まれます。

だからこのカードは法皇で、このカードのキーワードは「助言や導き」なのです。 

  

法皇のリーディング例

このカードが出たとき、あなたはこんな状態になります。

「良き指導者に出会う」

「良い助言や導きを得る」

 

あなたが恋愛に悩んでいようと、仕事に悩んでいようと、リーディングの仕方は同じです。

「あなたは助言者に出会う」

それだけです。

 

しかし逆にいえばこれは、「今不足しているものは助言者だ」 ということかもしれません。

人はついつい、本当に重要なことほど「自分の頭だけ」で考えようとしてしまいがちですが、それはとても非合理的です。

なぜなら、人間1人の思考で得られることなど、たかが知れているからです。

あなたは全能の神ではない。

それどころか、自分一人のことすらままならない、弱くちっぽけな人間です。

そういうときは、無理に自分1人で頑張ろうとはせず、自分よりも豊かな経験や知識をもつ誰かに教えを乞う方が合理的です。

人は誰でもそうやって、協力しあい生きているのですから。

 

このカードが「あなたの障害」として出ているときは、逆にあなたの周囲の助言者に注意したほうがいいかもしれません。

例えばあなたが起業しようとしているとします。

それに対して「やめたほうがいい」「現実を見たほうがいい」と助言してくる人がいるとします。

彼らは一見すると、あなたのことを心配してそう言っているように見えます。

でも違います。

実際のところ、彼らはあなたのことなど何も考えていないのです。

ただ、「自分は夢を諦め平凡に生きる道を選んだのに、そんな自分の周囲に夢を追って元気に生きる者が存在しては、自分の生き方が否定されるようで辛い」という思いがあるのです。

もちろん彼らも頭でそこまで考えているわけではありませんが、根底にはそういう感情の流れがあります。

こんな風に、助言は時に「他者を支配するためのツール」として悪用される場合があります。

 

だから私達は、いつでも助言の「真意」を考え、どの助言を受け入れ、どの助言を拒絶するか、選択する必要があります。

 

法皇のリーディングヒント

神の代理人である教皇は、精神的な指導者を暗示する。

そこでこのカードは、何らかの導きを得ることや、宗教的・精神的な意味での指導者に従うことなどを意味している。

一般には、よい助言を得ると解釈されるが、それは、精神的なサポートが得られることに由来するものだろう。

一方で、ひとつのよりどころに頼るあまり、「これしかない」「これさえあれば」という考えにとりつかれやすい。

たとえば今の地位さえ失わなければ、といった偏狭な考え方である。

その意味では「教皇」は、自分の価値観の背景にあるものを見つめ直せというメッセージでもある。

人物としては教師、宗教者、先輩などを暗示する 

by鏡リュウジ「タロットの秘密」より