初心者向けタロット占いの教科書!第三回「タロットカードの構成と、基本的なキーワード」

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今回は、「タロットカードの構成」と「基本的なキーワード」について解説します。  

 

タロットカードの構成

タロットカードは全部で78枚あります。

これは、22枚の大アルカナと、56枚の小アルカナで構成されています。

さらに小アルカナの中には「1〜10までの数札」と「4枚のコートカード」ってのがあります。

 

世間一般でタロットといわれたら連想する「愚者」「吊るされた男」「塔」などのカードは、全て大アルカナカードのことです。

これは全部で22枚あります。

 

それとは別に、小アルカナってのもあります。

小アルカナは、4つのスートに分類されます。

・ワンド

・ソード

・カップ

・ペンタクル

 

そして4つのスートはそれぞれさらに

・1〜10までの数札

・ペイジ・ナイト・クイーン・キングのコートカード

という二種類があります。

 

大アルカナは「重要な出来事」を意味していると言われています。

数札は「日常的な出来事」を意味していると言われています。

コートカードは主に「人物」「性格」を意味していると言われています。

 

タロット占いでは、これらをもとに連想を働かせ、物事の吉凶を占っていきます✨

 

タロットカードのキーワード

というわけでここからは各カードの意味を解説していきますが、ここに書いてあるのは、あくまでもポピュラーな一例にすぎないので、ピンとこなければどんどん「改良」してしまって問題ありません。

これまでにも何度も書いているように、「タロットに正解はない」ので、「各カードをどう解釈するか」にも正解はありません。

むしろ、各カードをどのように解釈するかを考えること自体が、あなたのタロティストとしての個性を発揮するポイントでもあるので、どんどんオリジナルを開拓しちゃってください✨

 

大アルカナの意味

愚者 自由・型にはまらない・冒険・可能性の広がり

魔術師 創造性、具現、始まり、

女教皇 平常心、聡明、知性、直感、無意識、重大な鍵、隠された真実

女帝 豊かさ、美しさ、保護者、母性、

皇帝 統治、防衛、厳格、守護者、父性

法皇 指導、教唆、模範、伝統、慣習、道徳

恋人 愛

戦車 前進、拡大、支配、制御、コントロール

力  勇気、潜在能力の発揮、自己受容

隠者 叡智、知識、経験則、真実の探求、思慮、内省、灯台下暗し

運命の輪 転機、分岐点、チャンス

正義 公平、公正、正当、判断

吊られた男 努力、忍耐、試練、別の視点

死神 死、停止、終わり

節制 調和、適量、自然体、

悪魔 欲望、誘惑、堕落、

塔 破壊、変革、再建、

星 希望、期待、閃き

月 不安、恐怖、予感、

太陽 成功、誕生、祝福、約束された未来

審判 奇跡、復活、逆転

世界 大成功、完成、到達

 

小アルカナ・ワンドの意味

ワンドのエース 熱意、衝動、やる気、モチベーション

ワンド2 実行、行動、始動。

ワンド3 新たな視界、次なる段階、さらなる発展

ワンド4 歓迎、居場所、拠点

ワンド5 衝突、闘争、競争、切磋琢磨、本音

ワンド6 勝者、自信、栄光、中心、

ワンド7 奮闘、撃退、必死、全力、本気、

ワンド8 急展開、好転、変化、加速、

ワンド9 準備万端、用意周到、防御、耐える

ワンド10 重荷、重圧、プレッシャー

ワンドのペイジ 夢、希望、挑戦、

ワンドのナイト 本能的、衝動的、猪突猛進

ワンドのクイーン 陽気、快活、天真爛漫、姉御肌、

ワンドのキング カリスマ、強気、リーダーシップ、

 

小アルカナ・ソードの意味

ソードのエース 明晰、思考、理論、理屈、計算、計画、決断、判断

ソード2 盲目、拒絶、閉鎖

ソード3 痛み。患部。切除。

ソード4 休養。回復。

ソード5 非道、無慈悲、復讐、手段を選ばない、なりふり構わない、

ソード6 敗北。失敗。逃避。撤退。新天地。

ソード7 嘘、裏切り、盗み。

ソード8 無力感、自縄自縛、

ソード9 泣く、嘆く、悲しむ、

ソード10 破滅、終焉、どん底。

ソードのペイジ 分析、見極め、警戒、訓練、備え

ソードのナイト 効率的、合理的、最短距離、電光石火、

ソードのクイーン 論理的、本質的、核心、要点、

ソードのキング 意思決定、裁定、責任、客観的、状況把握、

 

小アルカナ・カップの意味

カップのエース 愛情、幸せ、感謝、

カップ2 対話、意思疎通、告白、開示

カップ3 友情、祝福、共有

カップ4 倦怠感、退屈、不満、見落とし、支援はすぐそばに、受身

カップ5 がっかり、落胆、後悔、希望はまだ背後に残っている、

カップ6 思い出、懐かしさ、原点、

カップ7 現実逃避、非現実的、あれもこれも、多すぎる選択肢

カップ8 見切り、卒業、路線変更、方向転換

カップ9 満足、快楽、愉悦、

カップ10 家族愛、精神的充足、幸福、

カップのペイジ 自由、発想、かわいげ、おちゃめ、

カップのナイト 平和主義、誠実、紳士、ロマンチック、理想主義

カップのクイーン 救済、思いやり、慈愛、共感、感受性、繊細

カップのキング 寛大、受容、温厚、度量、

 

小アルカナ・ペンタクルの意味

ペンタクルのエース 金、豊かさ、ゆとり

ペンタクル2 適応、柔軟、臨機応変、気楽、遊び心

ペンタクル3 仲間、協力、チームワーク、共同作業

ペンタクル4 執着、しがみつく、ケチ、頑固、所有欲

ペンタクル5 喪失、損害、貧困、苦難

ペンタクル6 分与、投資、慈善、

ペンタクル7 不満、不足、ではどうすれば満足する?、転機、

ペンタクル8 技術習得、知識獲得、品質向上、

ペンタクル9 独立、自立、実力発揮、成功、成果

ペンタクル10 資産、財産、裕福、安全、安心、

ペンタクルのペイジ 憧れ、向上心、継続、努力、勤勉、真面目

ペンタクルのナイト 地道さ、忍耐強さ、粘り強さ、泥臭さ

ペンタクルのクイーン 管理、運営、育成、活用、自然、穏やかな心

ペンタクルのキング 成功者、所有者、権力者、経済的安定、頼りになる

  

余談1「小アルカナにはストーリーがある」

小アルカナ・数札の現代における主流キーワードは、実は繋げていくことで一つのストーリーになっています。

 

小アルカナ カップのストーリー

■カップのストーリー

Boy meets girl、ある男の子が女の子に出会い、やがて彼女のことが大好きになります。思いはとめどなくあふれ、こんな気持ちになったのは初めてでした。

彼が彼女に一生懸命アプローチすると、彼女もそれに応えてくれ、気持ちのキャッチボールが始まります。そして2人はめでたく付き合うことになりました。おつき合いは順調に進み、ついに2人は結婚します。

楽しい毎日が続きますが、ふと「このままでいいんだろうか?」と疑問がわきます。

これは何かしなければ!と彼は今を変えるべく行動を起こします。ですが、それは失敗に終わってしまい、彼は「昔のままでよかったんだ、あの頃に戻れたらなんて幸せだろう」と思わずにはいられませんでした。

過去にいろいろあったので「ああなるといいな、これは嫌だなあ」という気持ちがあって、どうすればよいのか彼はなかなか見極めることができません。ですが、彼の心はいつか納得の行く一つの選択肢に絞られます。彼は自分の気持ちに素直になり、もう「どうしたらいいのか、これでいいのか」と迷うことはなくなりました。

その結果、彼はとても満足の行く人生を歩めるようになり、そんな満たされた彼のまわりにいる人たちも幸せな気持ちになるのでした。彼は自分の存在がまわりを幸せにしていることが、とても嬉しいのでした。

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小アルカナ ワンドのストーリー  

■ワンドのストーリー

ある商人が商売を始めようと決意します。彼はトークが上手で、商売のアイデアも豊富に持っていました。交渉事は彼の十八番。彼の商売は順調に成長して、彼は安心できる家を手に入れました。 彼はそれだけで満足せず、競合と争いながら商売の質を高め、その中で協力者を得ながらついに業界で頂点に立ち、会社を大企業に育て上げました。

その後はその地位を守るための新たな戦いが始まります。彼のビジネスをまねる人が出て来たのです。彼は自分が必死になって得たものを守ろうと戦いました。一時期はシェアを奪われて危機に陥りますが、やはり元祖は強し。彼は自分の地位 を守り切ります。

常に変化する状況の中で戦って来たおかげで、彼にはノウハウが蓄積され、 だんだん経験値に基づいた戦いができるようになります。ですが、 戦い続きの生活は彼の大きな負担となってのしかかるのでした・・・。抱えている仕事を一つでも誰かに任せれば、彼はずっと楽になるのだけど、走り続けている彼は今さら走るのをやめることができないのでした。

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小アルカナ ソードのストーリー

■ソードのストーリー

ある王様が領土を広げようと、隣国への侵略を決意します。

困難は多そうだけれど、きっとやり遂げてみせる。

強い決心でしたが、まずは状況を見極めるために様子をうかがいます。

状況に押されるように機が訪れ、王様は侵略を開始しますが、逆に自分の領土を失い国を追われます。

しばらく身を潜めて休む王様ですが、領土奪還への気持ちは消えず再び戦いを挑みます。

いろいろ悪どい手も使いましたが、隣国は非常に残虐で王様は敗走します。

悔しさは消えませんが今は逃げるしかありませんでした。

陣を組み直し再び敵に対峙する王様でしたが、今度は自分の軍隊の中にスパイがいたのです。スパイは王様を裏切り、多くの兵器を奪って逃げました。王様はだんだん自分の判断に自信を持てなくなり、思いきった作戦をとることができなくなりました。悩み過ぎた王様は過去の失敗にとらわれ、周りが見えなくなり、家来が口々に自分の悪口を言っているような気さえするのでした。

そんなある夜、敵から奇襲を受け王様の軍隊は何もできないまま踏みにじられ全滅、王様は敵の騎士に囲まれその身に剣を何本も受けてついに倒れます。

すべてが破滅に向かった夜は白々と、静かに明けて行くのでした・・・。

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小アルカナ ペンタクルのストーリー

■ペンタクルスのストーリー

ある町に貧乏な男がいました。彼は大きな家に住んでいる人がうらやましくて、いつか自分もお金持ちになりたいといつも思っていました。

彼はコツコツと仕事に取り組み、いい腕の大工職人としてしだいに有名になりました。それに従って彼の収入もうなぎ上り。ついに彼はいい暮らしを手に入れるのですが、それを手放したくなくて、自分の稼いだものや成功術に固執してしまうのでした。

けちで頑固な彼を周りの人は次第に避けるようになり仕事もどんどん減って、彼は再び全ての財産をなくしてしまいました。雪の日のクリスマスに彼は帰る家もなく、あたたかな家庭の窓辺を眺めるだけでした。

「どうしてこんなふうになってしまったんだろう?」あたたかな窓辺にヒントがあることも気付かずに彼は雪の中をさみしく歩くのでした。

そして彼は気付きます。自分の稼いだものを周りの人にも与えていかなければならいんだと。家族に、恋人に、貧しい人に。皆が幸せになれるように。それに気付いた彼には再び仕事が入って来るようになり、忙しい日々が戻るのでした。そんなある日、彼はふと現状に満足していない自分に気付き、究極の職人技を求めて、彼は再び修行を始めます。

その結果、彼は世界でもトップクラスの技術と収入を持つ職人として大成しました。彼の周りには多くの弟子と家族が幸せに暮らし、彼は多くの人に看取られながら人生を終えます。彼の家は大金持ちとして代々継がれ繁栄していくのでした。

++ヨウコのタロット占い++ 小アルカナの意味早見表・ペンタクルス

 

全ての小アルカナカードは、こういうストーリーがあったうえでキーワードが定義されていると知っていれば、多少覚えやすくなるはずです✨

 

余談2「コートカードは組み合わせで意味が定義されている」

コートカードに関しては、「ワンド・ソード・カップ・ペンタクルという四つのスート」と「ペイジ・ナイト・クイーン・キングという四つの役職」の組み合わせで構成されています。

そのことが理解できれば、もう少し深いリーディングができるようになります。

 

四つのスートの意味

・ワンド

人間が行動するためには、「やる気」が必要です。

やる気がないのに行動しても、大した正解は出せないもの。

つまり「やる気」とは、人の前進を支援してくれる存在です。

 

そして杖とは、やはり人の前進を支えてくれる存在です。

昔の旅人は杖をついて、何キロも歩いていました。

というわけでワンドは「衝動」や「やる気」の象徴といわれています。

 

・ソード 

剣は有用に使えば目の前の斬り開く素晴らしい道具になる。

でも不用意に使えば、自分のことを傷つけることもある。

だからソードは「思考」の象徴!

考えることは確かに大事だけど、考えすぎると辛くなっちゃうこともあるでしょ?

 

・カップ

カップは幸福とか喜びとか、精神的な満足感の象徴!

心というカップに、幸せという水が注がれているイメージ。

そして精神的幸福とは、究極的には自分の存在が「許されている」と感じられることが関連してくる。

だからカップのコートカードは「甘える」とか「寛大」とかそういうワードが多い。

 

・ペンタクル

ペンタクルはそのまんまです。

お金の象徴。

物質的充足、経済的な価値、生活、商業、仕事などを意味しています。

 

四つの役職の意味

続いて、コートカードの四役職には、それぞれこんな意味があります。

・ペイジ 子供、学生、学習段階、ゴールを思い描いている段階、

・ナイト 若者、新人、実践の初期段階、ゴールに向かって進んでる段階

・クイーン 女性、母性、すでに多くを所有しているので人に分け与える段階

・キング 男性、父性、すでに多くを所有しているので人に分け与える段階

 

4x4の組み合わせ

コートカードは全て、これら4つのスートと、4つの役職の組み合わせで構成されており、それをもとにキーワードが定義されています。

 

例えばワンドのペイジは上記をもとに考えると…

・ワンド = やる気や情熱、行動力などを意味する。

・ペイジ = 学習段階の人を意味する。

・ワンド+ペイジ = やる気とか行動力に関して、まだ実践段階ではない、学習段階にある人物を示していると考えられる。

・だからこのカードのキーワードは「夢を語る者」「熱いやつ」などになる。

 

それ以外のカードもざっくりまとめるとこんな感じになります。

ワンドのペイジ 「行動」の学習段階にある人→夢を語る!

ワンドのナイト 「行動」を実践している人→本能のままに動いてゴールに向かう!

ワンドのクイーン 「行動」を女性らしく与え導く人→笑顔でみんなを元気に!

ワンドのキング 「行動」を男性らしく与え導く人→カリスマ性がある指導者!

 

ソードのペイジ 「思考」の学習段階にある人→慎重に分析!

ソードのナイト 「思考」を実践している人→合理的に考え最短でゴールに進む!

ソードのクイーン 「思考」を女性らしく与え導く人→鋭い発言!

ソードのキング 「思考」を男性らしく与え導く人→的確な判断をする指導者!

 

カップのペイジ 「幸せ」の学習段階にある人→素直に甘える!

カップのナイト 「幸せ」を実践している人→平和的にゴールを目指す!

カップのクイーン 「幸せ」を女性らしく与え導く人→困ってる人を助ける!

カップのキング 「幸せ」を男性らしく与え導く人→寛大にどーんと構える指導者!

 

ペンタクルのペイジ 「豊かさ」を学習している人→まじめに学ぶ!

ペンタクルのナイト 「豊かさ」を実践している人→地道に積み重ねゴールに向かう!

ペンタクルのクイーン 「豊かさ」を女性らしく与え導く人→安心感を与える!

ペンタクルのキング 「豊かさ」を男性らしく与え導く人→気前がいい社長!

  

余談3「本を書いてる人も適当に書いてるだけだから気にしないこと」

ちなみにこんなふうに「なぜそうなのか?」を考えるくせをつけていくと、だんだん巷に溢れているタロット解説書って、「けっこういい加減なことを書いているものだな」ってのがわかってきます。笑

 

そうなんです。

本って、我々が思っているよりも、はるかにいい加減なんです。

 

「専門家の書いた本」といわれると、ものすごく勉強した専門家が書いた本なのだから、きっと特別な情報がのっているんだろうと思いがちですが、そんなことはありません。

本を書いてる人も、けっこういい加減に書いているものです。

そんなことは、本を何冊も読めばわかります。

 by中川龍の昔の友達がいってたセリフ。

 

というわけで、本を読むときはあくまでも参考にする程度にとどめ、あまり鵜呑みにはしないようにしましょう。

 

キーワードの学習ポイントは以上です。

次回に続きます!