タロット占いの「連想」のコツ

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今日はタロット教室に来てくださった方から、

「連想のコツ」

を聞かれたので、僕がよく使うものをいくつか紹介してみます✨

 

・タロットと会話するイメージで考える。

例えば「片思いがうまくいくかいかないか」という問いに対して、「ペンタクル4」が出たとします。

このカードの意味は「執着心」「独占欲」「手放したくない気持ち」などです。

より厳密にいうならば、これは「そういう感情が強すぎることによって、本当に失いたくないものを失いつつある状態」を意味するカードです。

 

するとこれは

「片思いがうまくいくかいかないか?」

という質問に対して、

 

タロットさんが

「あなたは独占欲が強すぎませんか?」

と返してきたことになります。

 

ということは、

「独占欲が強すぎるからうまくいかないという回答なのかな?」

と連想することができます。

 

タロットは、相談者の発想にも及ばない何かを示しているかもしれないと考える。

上記のようにタロットで会話するイメージでやってると、たまに聞いてる内容とまったく関係がなさそうなカードが出ることがあります。

そういうときは、相談者の発想が及びもしない何かを示してくれていると考えましょう。

 

例えば、「これからいい出会いがあるか?」を占ってみた結果、悪魔が出たとします。

すると…

  • 「これからいい出会いがありますか?」の答えが
  • 「堕落や誘惑がありますよ」と返された

ということになるので、

「ちょっとふしだらな出会いがありそう…」

と連想することができます。

 

同じノリで考えていくと、「友情」「祝宴」などを意味するカップ3が出たなら

「良い飲み友達との出会いはありそう」

「だけど、そこから恋愛につなげるには、まだ何かが足りないてことかな?」

と連想できます。

 

「実力発揮」「富をつかむ」などを意味するペンタクル9が出た場合は、

「実力を発揮し富をつかむきっかけになりそうな出会いがありそうだけど、恋愛に進展はとくになさそうかな?」

「そもそもここでこういうカードが出るってことは、私自身が今は恋愛よりも仕事での成功を望んでいるのかもしれない、、、」

と連想することができます。

 

このように、一見「問いとは関係なさそうなカード」が出た場合でも、

「タロットさんがそう言うなら、そうなのかもしれない」

「じゃあもし本当にそうなんだとすれば、どういう可能性が考えられるだろう?」

という感じでイメージしていくと、何かしらの連想は湧いてくるものです。

だから、あんまりピンとこないカードが出たときもすぐにはあきらめず、タロットさんを信じて連想してみてください。笑

 

・ゴールから連想する。

人間は過去から現在へと考える癖がありますが、未来から過去に逆算したほうが連想しやすい場合もあります。

例えば未来に愚者の正位置が出ているとする。

すると「未来のあなたは自由になります」ということだと考えられる。

ではそこから逆算すると、「今の私は自由ではないと感じている」ということになる。

では、「今の私が不自由に感じていることはなんだろう?」と考えてみる。

このように考えていくことで、

「これまで意識や発想に湧いてくることもなかった問題意識が表面化し、全くピンときてなかった全てのカードの意味がすんなりと繋がっていく」

という場合があります。

 

・タロットは答えそのものを示しているのではなく、答えの片鱗を描いていると考える。

クイズ番組なんかで、こういうのがあります。

・ヒント1赤いものです

・ヒント2まるいものです。

・ヒント3果物です

回答「もしかして、りんごのこと?」

タロットはこれと同じように、「答えそのもの」ではなく、「答えの輪郭」を描いてくれているものです。

 

例えば「片思いがうまくいきますか?」という問いに対して、こんな風に出たとします。

・過去 ペンタクル4

・現在 ワンド10

・未来 カップ8

・助言 愚者

 

これをこのロジックで解釈すると…

・過去のあなたは「執着する者」でした。

・今のあなたは「重荷に苦しむ者」です。

・未来のあなたは「手放す者」となります。

・あなたへの助言は「自由でありなさい」です。

 

こんな風に並べて書くと、

「そもそもこの相談者は、この片思いを成就したいと思ってるつもりなだけで、実際はもう苦しくて手放したい自分もいるのではないだろうか?」

「未来の相談者は、もう彼のことなんか諦めるのかもしれない。でもそれはけして悲しい意味で諦めるのではなく、執着を手放して楽になる、もっと自分らしくなる、もっと自由になるってことなんじゃないだろうか?」

というイメージがわいてこないでしょうか?

 

・絵から連想する

そもそも、本来のタロットカードにはキーワードなんてありません。

タロットカードに確かに存在しているのは、「絵だけ」です。

ただ、それだと言葉で説明することが難しいので、絵から浮かんだ解釈できることを言葉にしてまとめたものが「キーワード」です。

キーワードとは、それ以上でも以下でもないのです。

だから、キーワードからの連想がどうしても難しいなら、いっそのことキーワードは参考情報程度に留めておいて、絵からイメージを浮かばせると良いかもしれません。

  

ちなみにルノルマンカードで「グランタブロースプレッド」ってのがあります。

このスプレッドでは36枚のカードを4x9に並べて、それを一枚の絵に見立てて、そこから連想します。

例えば「相談者を象徴するカード」と「相手の男性を象徴するカード」の間に、「山」のカードがあるとすれば、「二人の間には超えなければたどり着けない山がある」「つまり、お互いに心の断絶を感じているってことかな?」などと連想していきます。

タロットの場合も、こんなふうに絵から連想してみてはどうでしょう。

 

相談者から詳しい話を聞かせてもらう

相談者からもらっている情報量が10の場合と、100の場合では、タロットに結びつけられるエピソード量がぜんぜん変わってきます。

どうしても連想が湧いて来ない場合は、素直に相談者に「もう少し詳しいお話を聞かせて頂けますか」といってみましょう。

占いっていうと、「相談者が何も言わなくても当てなければいけない」と考えがちな方が多いですが、それは超能力者や霊能者のやることです。

タロット占いでやることではありません。

 

素直に相談者に「思い当たることはありませんか?」と聞く

タロットが最初から上手にできる人と、できない人の差は、多分ここにあります。

できる人は、自分自身では連想が浮かばないところは、素直に「私にはわかりません」と認め、そして「あなたは何か思い当たることがありませんか?」と相談者に問いかけています。

できない人は、「全部自分一人で連想しなければいけない」と考え、うんうん唸っていることが多いです。

 

スリーカードは、自分なりの型に当てはめて考える

過去・現在・未来と引くスリーカードでは、自分の中に型を用意しておいて、それに合わせて考えると考えやすい場合があります。

 

僕がよく使っているのは、シナリオ構成の基本概念である「序破急」です。 

序破急とは、「シナリオ作りの時にこれを意識しておくといい感じに収まるよ!」という型のことで、 

・序 はじまり、プロローグ、スタート

・破 物語の展開、状況の変化、既存の何かが変わる場面

・急 結末、ゴール、次なる物語への引き継ぎ部分

この型を埋めていくイメージでシナリオを作っていきます。

 

これをタロットに当てはめて考えると…

・過去 スタート地点の相談者

・現在 今相談者に影響を与えているもの、相談者が目を向けるべきもの、

・未来 今のまま進んだ場合にたどり着くゴール。

という感じになります。

 

例えば今試しに「明日の運勢」ってことでカードを3枚引いてみました。

するとこう出ました。

 

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これを序破急っぽく解釈すると…

 

・過去 女帝

スタート地点の僕は、「豊かさに溢れた人」でした。

 

・現在 ワンド4

現在の僕は、「本当に心が安らげる居場所」を得ました。

 

・未来 カップ4

未来の僕は「つまらない」と感じます。

 

ってことになります。

…未来びみょうだな。笑

 

過去から現在までの流れはいい感じ。

でも未来だけ急に微妙になりそうです。

とくに具体的に何か悪い事が起きるわけじゃないんだけど、僕の心の感度が鈍くなることで、せっかくの幸せな状況を楽しめなくなってしまう。

そんな未来がやってきそうです。

その原因が何かまではこの3枚からはわかりませんが、ひとまず「シナリオっぽいもの」はできました。

これでいいのです。

 

今回の例のように、3枚引いただけでは情報が断絶する箇所が必ず出てきます。

こういうときは、この断絶した部分を他の情報で埋めます。

具体的には

・相談者から聞いた話で埋める。

・追加で他のカードを引いて埋める。

 などが考えられます。

 

例えば相談者と色々トークしているうちに、相談者が自然と「間を埋める情報」を話してくれる場合もあります。

そういうときはそれで埋めればおっけーです。 

 

追加でカードを引くに関しては、上記の女帝・ワンド4・カップ4の組み合わせでは、現在と未来の間に何か要因が隠れていると考えられます。

そこで「助言」カードを追加で引いてみましょう

ここでは例として「ソード9」が出たとします。

 

すると、

・過去女帝 スタート地点の僕は、「豊かさに溢れた人」でした。

・現在 ワンド4 現在の僕は、本当に心が安らげる居場所を得ました。

・未来 カップ4 未来の僕は「つまらない」と感じます。

・助言 ソード9 「一人」を選ぶのやめてごらん。

ってことになるので、総合すると

「僕は豊かさに溢れてる人だし、今素敵な仲間達も見つけたけど、どうも油断するとすぐ一人を選びがちなところがあるからそれによって未来を微妙にしちゃうのかも、よしもっと孤独を選ばないようにしよう!」

という感じでまとめることができます。

 

ヘキサグラムスプレッドは、ワンオラクルやスリーカードの複合体だと考える。

ヘキサグラムスプレッドは初心者からすると、カードを七枚も引くのでとても難しく感じられるようですが、そんなことないです。

これは7枚スプレッドと考えるのではなく、スリーカード+スリーカード+ワンオラクルをしていると考えてみてください。

 

まず

・過去

・現在

・未来

という「これからの展望を予想するスリーカード」を展開し、、、

 

その次に

・資質

・環境

・願望

という「解決策を探るスリーカード」で占っている。

 

最後に、

・助言

ってことでワンオラクルしている。

 

このように、最初から無理に全てのカードの意味をつなげて考えようとするのではなく、最初はそれぞれを独立して考えてみましょう。

すると、先ほどのスリーカードの例のように「情報が断絶した箇所」が必ず出てくるので、そしたらそこを他のカードで埋めるように考えていけば、自然と「全体的にバランスのとれたリーディング」を行うことができます。  

 

・知識を増やす。

根本的な知識量が多いか少ないかで、連想できる量は変わってきます。

例えば絵から連想する場合、西洋宗教史に詳しい人が「審判」のカードを見れば「これは最後の審判のことを示しているのかな」と連想できますが、そうでない人には天使がラッパ吹いてるところにしかみえません。

キーワードから連想する場合でも、例えば「法王」のキーワードは道徳ですが、では道徳ってなんでしょう?

どういう状態なら道徳的で、どういう状態なら非道徳的なんでしょう?

その境目はなんでしょう?

そもそも道徳はどうして大切なのでしょう?

その根拠はなんでしょう?

こういうことを考えたことがなければ、法王のカードが出たときにインスピレーションがわかないのも仕方ありません。

 

こういう場合は、連想できるだけの材料を自分の中に揃えましょう。

具体的には以下三つを行ってください。

・他の人の連想を聞いてみる

・タロットに関する本を読みまくる。

・タロット以外の本を読んで、キーワードに関する自分なりの見識や考えを深める。

 

先ほどの法王の例なら、まずは自分なりに「道徳とはなんだろう?」の答えを出してみるために、哲学に関する本を読んで見るといいかもしれません。

あんまり難しい本は読めないというのであれば、「漫画でわかるシリーズ」とかでもなんでもいいので、その分野に対する知識を少し広げましょう。

同じように、あなたが魔術師のキーワードである「創造性」について連想が浮かばないなら、創造性やイノベーションに関する本を読んで見識を深めると良いでしょう。

あなたが世界のキーワードである「完成」について連想が浮かばないというのであれば、何かを完成するまでに至る映画や小説などの物語に触れてみると良いでしょう。

 

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ひとまず以上です!

他にも何か浮かんだらどんどん追記していきます!