タロットカード3「女帝」の意味。 恋愛・仕事での解釈例。

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女帝のキーワード

ポジティブな意味

母性、包容力、豊穣、実り、豊かさを享受する

 

ネガティブな意味

放蕩、浪費、快楽に溺れる

 

エレメンタル

 

女帝のキーワード解説

このカードでは、華美な服装を身にまとい、足元からは稲穂が咲き溢れ、豊かさに包まれた女帝が描かれています。

彼女はとても穏やかな笑顔でこちらを見つめています。

その姿には、どこか包容力を感じさせます。

これらの構図から、このカードは「母性」と「豊かさ」を示すと言われています。

 

このカードが出たときに考えられる解釈の一つは「相談者の母性が高まる」というものです。

このときの相談者は、「暖かい母」のような自分になることができるのかもしれません。

誰か、あるいは自分自身に対して、「欠点を許せる」「弱さを許せる」という状態になる。

もう一つの解釈は、「豊かさの享受」です。

「母なる大地」などの表現からもわかる通り、世界中の様々な文化・宗教において、地母神は「多産」「肥沃」「豊穣」の象徴として描かれていることが多いです。

実際、女帝のカードでも足元には多くの稲が実っている構図が確認できます。

女帝をこういった象徴として解釈するのであれば、この頃のあなたは「実りを得る」と解釈することも可能です。

あなたがこれまで種を撒いてきたことはなんでしょう?

その実が育ち、収穫のときがやってくるのかもしれません。

どちらの解釈を採用するかは、周辺に出たカードや相談内容から類推してみましょう。

 

なお、このカードは地のエレメンタルに属しますが、ほんの少しだけ風のエレメンタルも内包しています。

そのため、本来は相性が悪いはずである風・火のエレメンタルと隣接したときも、大アルカナからは影響を受けるが、小アルカナからは影響を受けないと解釈します。

つまり、女帝+星と出たときは「浪費」という解釈が考えられますが、女帝+ワンド6と出たとしても、この場合はとくに悪くは解釈せず、順当に「豊かさを享受し」「皆の中心となる」と読むことができます。

  

女帝の意味をさらに考えてみよう!

母性・父性とは何なのか? 

母性とは、大きくいえば「ありのままを肯定すること」です。

具体的には

  • まだ未熟なことを許すとか
  • 他人より劣ってることを許すとか
  • 欲求を満たしてあげるとか

等のことです。

母性を受け取ると、子は「生きることへの安心」を得ることができます。

すると、「多少の批判や否定を受けても動じない心」を得ることができるようになり、次に説明する父性を受け取るための下地を整えることができます。

 

父性とは母性の逆で、「ありのままを否定すること」です。

具体的には

  • 未熟さや劣等を克服すべく、成長を求めることです。
  • 「わがままを言っていい時・我慢すべき時」などの分別を求めることです。

父性を受け取ると、子は「健全な自己否定」ができるようになります。

健全な自己否定とは、ただの自己嫌悪とは違い、「今の自分のままではまだ理想通りではないから」「少しでも理想の自分に近づくために、こんな努力をしてみよう」といった思考のことです。

健全な自己否定ができる人は、自分の能力や才能をどんどん伸ばすことができます。

だから「人の役に立つこと」ができます。

だから「自分はこの世界でどんな役割を持った存在でありたいか?」のイメージが湧きやすく、「生きる意味」のようなものを見つけやすくなります。 

 

母性と父性は、順番に受け取る必要がある。

人間が健やかに育っていくためには、この母性と父性を「順番に」受け取っていく必要があります。

ここで重要なのは、「母性が十分に与えられた後でないと、父性は伝わらない」ということです。

この二つはバランスではなく、「まず初めに母性、次に父性」という順番を追う必要があります。

 

しかしほとんどの人は、このことを知りません。

だから世の中には、子に母性を与える前に、先に父性を与えてしまう親がたくさんいます。

 

母性をあまり受け取っていない段階から父性を求められると、子は健全な自己否定ができず、代わりに「自己嫌悪の多い人間」に育ちやすくなります。

自己嫌悪とは、自分を否定してばかりいるわりに、そういう自分を変化させるための行動を何もとらない状態のことです。

こういう人は成長のない人生を歩むので、他者の役に立つことができません。

だから、「生きる意味」を見つけることも難しくなります。

  

子供が言うことを聞かないのは、母性が欠如していたから  

子が公共の場で大騒ぎをしてしまったとき、親が叱っても言うことを聞いてくれないことがあります。

それは、母性が足りなかったからです。

母性が不足している子供は、「生きることへの安心感」が養われていないため、「小さな批判」であろうと耐えることができません。

だから、成長や分別を求められても、それを受け容れることができません。

その逆に、母性をしっかりと受け取った子供は、心に安心感が根付いているので、批判に耐えることができます。

だから、「こうしてはいけない」と言われれば、素直に受け入れることができます。

こういう子は大人になってからも、「健全な自己否定」を行うことができます。

 

「許すこと」と「我慢すること」は違う。

母性という言葉はとても曖昧な概念なので、よく間違った意味で使われています。

母性のことをしっかり理解できていない人は、よくこんな言い回しをします。

  • 彼氏が浮気性だった
  • だけど私は母性が強い人間だった
  • だからついつい我慢して、許してしまった

 

これは明確な誤用です。

 そもそも、「許すこと」と「我慢すること」は違います。

我慢とはつまり、許していないのです。

これは本当は許していないのに、許したふりをしているだけです。 

目先の衝突を恐れて、自分を偽っているだけです。

このカードが示す「母性」とは、こういう「偽りの許し」のことではありません。

もっと心穏やかに、全てを許せている心理状態です。

 

もしこういう相談者の未来に女帝のカードが出たのであれば、この相談者は未来において「もっと深い意味」で許せる人間になっているはずです。

過去の不満だったことを全て許せる。

ひどかった彼のことも、自分自身の弱さも、全てを許したうえで、「これからのこと」を考えていくことができる。

そんな状態になります。

 

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