超魔力・タロット😈✨

最速で生きよう!

タロットカード3「女帝」の意味。 恋愛・仕事での解釈例。

f:id:noabooon:20170828125949j:plain

 

 

女帝のキーワード

ポジティブな意味

母性、包容力、豊穣、実り、豊かさを享受する

 

ネガティブな意味

放蕩、浪費、快楽に溺れる

 

エレメンタル

このカードは地のエレメンタルに属しますが、ほんの少しだけ風のエレメンタルも内包しています。

そのため、本来は相性が悪いはずである風・火のエレメンタルと隣接したときも、大アルカナからは影響を受けるが、小アルカナからは影響を受けないと解釈します。

つまり、女帝+星と出たときは「浪費」という解釈が考えられますが、女帝+ワンド6と出たとしても、この場合はとくに悪くは解釈せず、順当に「豊かさを享受し」「皆の中心となる」と読むことができます。

  

女帝のキーワード解説

このカードでは、華美な服装を身にまとい、足元からは稲穂が咲き溢れ、豊かさに包まれた女帝が描かれています。

彼女はとても穏やかな笑顔でこちらを見つめています。

その姿には、どこか包容力を感じさせます。

これらの構図から、このカードは「母性」と「豊かさ」を示すと言われています。

  

母性・父性とは何なのか? 

では、そもそも母性とはなんなのでしょう?

それは、大きくいえば「ありのままを肯定すること」です。

具体的には

  • まだ未熟なことを許すとか
  • 他人より劣ってることを許すとか
  • 欲求を満たしてあげるとか

等のことです。

母性を受け取ると、子は「生きることへの安心」を得ることができます。

「生きることは素晴らしいことだ」という感覚が根付きます。

すると、「多少の批判や否定を受けても動じない心」を得ることができるようになり、次に説明する父性を受け取るための下地を整えることができます。

 

父性とは母性の逆で、「ありのままを否定すること」です。

具体的には

  • 未熟さや劣等を克服すべく、成長を求めることです。
  • 「わがままを言っていい時・我慢すべき時」などの分別を求めることです。

 

これだけ聞くと、「母性=らくなこと」「父性=きびしくてつらいこと」という印象を受けるかもしれませんが、そうではありません。

この二つは、どちらも必要なことです。 

なぜなら「父性」がなければ、人は「成長意欲」を持つことができません。

そして成長意欲がなければ、自分の能力を高めることも、可能性を広げることもできないため、社会の中でその存在を必要とされることができず、誰からも必要とされず、孤独な人生を歩むことになり、「生きる意味がわからない」といった状態に陥りやすくなります。

しかし父性をしっかり受け取ることができれば、自分の能力を高めることができ、可能性を広げることができるため、社会の中で必要とされることが多く、「生きる意味」のようなものを自覚しやすくなります。

 

母性と父性は、順番に受け取る必要がある。

しかしここで重要なのは、「母性が十分に与えられた後でないと、父性は伝わらない」ということです。

この二つはバランスではなく、「まず初めに母性、次に父性」という順番を追う必要があります。

この順番が正常に守られていれば、つまり母性を受け取ったのちに父性を受け取ると、子は「健全な自己否定」ができるようになります。

健全な自己否定とは、ただの自己嫌悪とは違い、「今の自分のままではまだ理想通りではないから」「少しでも理想の自分に近づくために、こんな努力をしてみよう」といった思考のことです。

健全な自己否定ができる人は、自分の能力や才能をどんどん伸ばすことができます。

だから「人の役に立つこと」ができます。

だから社会の中で自分の居場所を確立することができます。

  

母性をあまり受け取っていない段階から父性を求められると、子は健全な自己否定ができず、代わりに「自己嫌悪の多い人間」に育ちやすくなります。

自己嫌悪とは、自分を否定してばかりいるわりに、そういう自分を変化させるための行動を何もとらない状態のことです。

 

人間が健やかに育っていくためには、この母性と父性を「順番に」受け取り、健全な自己否定を行う必要があります。

 

しかしほとんどの人は、このことを知りません。

だから世の中には、子に母性を与える前に、先に父性を与えてしまう親がたくさんいます。

 

人が幸福に生きるには、母性を受け、父性を受け、自立することが必要。

話をまとめます。

つまり人が幸福に生きるために必要なことは、以下のような段階をふむことです。

 

  • まず母性を受け取り、「生きることは素晴らしいことだ」という感覚が根付かせ、多少の批判を受けても動じない強い心を育む。
  • その心をベースに父性を受け取り、自分の欠点や弱さにしっかり向き合う姿勢を持つ。
  • これらが全てスムーズに行われると、その人物は何か問題が起きたとしても、それをいちいち他人のせいにせず、自分のせいにすることができるため、自分の幸福にするのも不幸にするのも他人ではなく自分自身だという感覚で生きることができ、どんどん自力で幸福を獲得することができる。
  • そしていつでも自分を成長させることができるため、能力は高まり、可能性は広がり、人生でできることがどんどん増えていき、多くの人々から必要とされ、社会の中で自分の居場所をしっかりと確立し、幸福な人生を歩むことができる

 

ちなみに、最初にしっかりと母性を受け取れなかった人は、これらが全て逆の人生を歩むことになります。

  • 母性を受け取っていないため、父性を受け取れない。
  • だから自分の欠点に向き合うことができない。
  • そのため、何か問題が起きればすぐに「自分のせいじゃない」「悪いのは自分以外の誰かだ、あるいは社会だ」と責任転嫁して考えてしまう。自分を幸福にするのも不幸にするのも、全ては自分以外の誰かだという感覚で生きることとなり、どんどん無力になっていく。
  • そしていつでも自己嫌悪するばかりで、自分を成長させることができないため、能力は衰え、可能性はふさがり、人生でできることがどんどん減っていき、誰からも必要とされず、社会の中で自分の居場所を感じることができず、悲しい人生を歩むことになる。

 

このように母性とは、人間が幸福な人生を歩むために必要な「根本」を築く、とても重要な要素なのです。

 

子供が言うことを聞かないのは、母性が欠如していたから  

子が公共の場で大騒ぎをしてしまったとき、親が叱っても言うことを聞いてくれないことがあります。

それは、母性が足りなかったからです。

母性が不足している子供は、「生きることへの安心感」が養われていないため、「小さな批判」であろうと耐えることができません。

だから、成長や分別を求められても、それを受け容れることができません。

その逆に、母性をしっかりと受け取った子供は、心に安心感が根付いているので、批判に耐えることができます。

だから、「こうしてはいけない」と言われれば、素直に受け入れることができます。

こういう子は大人になってからも、「健全な自己否定」を行うことができます。

 

「許すこと」と「我慢すること」は違う。

母性という言葉はとても曖昧な概念なので、よく間違った意味で使われています。

母性のことをしっかり理解できていない人は、よくこんな言い回しをします。

  • 彼氏が浮気性だった
  • だけど私は母性が強い人間だった
  • だからついつい我慢して、許してしまった

 

これは明確な誤用です。

 そもそも、「許すこと」と「我慢すること」は違います。

我慢とはつまり、許していないのです。

これは本当は許していないのに、許したふりをしているだけです。 

目先の衝突を恐れて、自分を偽っているだけです。

本当の「母性」とは、こういう「偽りの許し」のことではありません。

もっと心穏やかに、「全てを許す」と認識できている心理状態です。

少なくとも関係性をつなぎとめるために、本心を偽ることではありません。

 

子が離れることを望まないのであれば、それは母性ではない。ただの依存である。

母性愛の本質は、子の成長を望むことであり、それはつまり、いつか子が離れ自立することを願うことです。

つまり、世の中のほとんどの親は、母性を実現できていないのです。

子が思春期になり、恋人を獲得しようとしたとき、「それはまだ早い」と阻害する親がいます。

子が大人になり、自分の意見を語るようになったとき、「親のいうことを聞け」と命令する親がいます。

子が自立しようとしているときにそれを恐れることは、それは母性ではありません。

それは親側が、自分で自分を愛することができないものだから、誰かの世話をすることで「自分は世の中に必要とされている人間だ」と感じようとしているだけであり、ようするに子供のことを「自分の未熟さを補うための道具」として利用している結果に過ぎません。

それは母性ではなく、ただの依存です。

 

母性愛の本質は子どもの成長を気づかうことであり、これはつまり子どもが自分から離れてゆくのを望むということである。

母親は子どもの巣立ちを耐え忍ぶだけでなく、それを望み、後押ししなければならない。

byエーリッヒ・フロム『愛するということ』

  

女帝のリーディング例 

このカードが出たときに考えられる解釈の一つは「相談者の母性が高まる」というものです。

このときの相談者は、「暖かい母」のような自分になることができるのかもしれません。

誰か、あるいは自分自身に対して、「欠点を許せる」「弱さを許せる」という状態になる。

もう一つの解釈は、「豊かさの享受」です。

「母なる大地」などの表現からもわかる通り、世界中の様々な文化・宗教において、地母神は「多産」「肥沃」「豊穣」の象徴として描かれていることが多いです。

実際、女帝のカードでも足元には多くの稲が実っている構図が確認できます。

女帝をこういった象徴として解釈するのであれば、この頃のあなたは「実りを得る」と解釈することも可能です。

あなたがこれまで種を撒いてきたことはなんでしょう?

その実が育ち、収穫のときがやってくるのかもしれません。

どちらの解釈を採用するかは、周辺に出たカードや相談内容から類推してみましょう。

 

母性という言葉は、一般的に認知されているイメージと、本当の意味の間に大きな乖離があるため、最初のうちはこのカードが出たときのリーディングが難しく感じるかもしれません。

そういうときは、ひとまず「ありのままでええんやでー🤤」みたいな感覚が芽生えるとか、誰かにそう言ってもらえて穏やかな精神状態になれるとか、そういう感じでリーディングしてみるといいです😊

 

その他のカード解説

0「愚者」の意味

1「魔術師」の意味

2「女教皇」の意味

3「女帝」の意味

4「皇帝」の意味

5「法皇」の意味

6「恋人たち」の意味

7「戦車」の意味

8「力」の意味

9「隠者」の意味

10「運命の輪」の意味

11「正義」の意味 

12「吊るされた男」の意味

13「死神」の意味

14「節制」の意味

15「悪魔」の意味

16「塔」の意味

17「星」の意味 

18「月」の意味

19「太陽」の意味

20「審判」の意味

21「世界」の意味

小アルカナ「ワンド」の意味

小アルカナ「ソード」の意味

小アルカナ「カップ」の意味

小アルカナ「ペンタクル」の意味