中川龍のブログ

Tarot & Hint



タロットカード「女帝」の意味

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「女帝」のキーワード

  • 母性
  • 包容力
  • 豊穣
  • 実り

 

女帝のキーワード解説

このカードが出た時、あなたは以下のような状態になります。

「母性が高まる」

「優しく包み込む」

「たくさんの実りを収穫する」

 

母性・父性とは何なのか?

しかしそもも、母性ってなんでしょう?

それは、大きくいえば「ありのままを肯定すること」です。

具体的には

  • まだ未熟なことを許すとか
  • 他人より劣ってることを許すとか
  • 欲求を満たしてあげるとか

等のことです。

母性を受け取ると、子は「生きることへの安心」を得ることができます。

すると、「多少の批判や否定を受けても動じない心」を得ることができるようになり、次に説明する父性を受け取るための下地を整えることができます。

 

父性とは母性の逆で、「ありのままを否定すること」です。

具体的には

  • 未熟さや劣等を克服すべく、成長を求めることです。
  • 「わがままを言っていい時・我慢すべき時」などの分別を求めることです。

父性を受け取ると、子は「健全な自己否定」ができるようになります。

健全な自己否定とは、ただの自己嫌悪とは違い、「今の自分のままではまだ理想通りではないから」「少しでも理想の自分に近づくために、こんな努力をしてみよう」といった思考のことです。

健全な自己否定ができる人間は、自分の能力や才能をどんどん伸ばすことができるので、「人の役に立つこと」ができます。

そんな日々を積み重ねていけば、次第に「自分は何のために生きているのか?」「自分はこの社会でどんな役割を持った存在でありたいのか?」といったものへの答えを見つけることができるでしょう。

一言で言えば、「生きる意味」のようなものを、実感できるということです。

 

人間が健やかに育っていくためには、この母性と父性を「順番に」受け取っていく必要があります。

ここで重要なのは、「母性が十分に与えられた後でないと、父性は伝わらない」ということです。

この二つはバランスではなく、「まず初めに母性、次に父性」という順番を追う必要があります。

 

子供が言うことを聞かないのは、母性が欠如していたから  

子が公共の場で大騒ぎをしてしまったとき、親が叱っても言うことを聞いてくれないことがあります。

それは、母性が足りなかったからです。

母性が不足している子供は、「生きることへの安心感」が養われていないため、「小さな批判」であろうと耐えることができません。

だから、成長や分別を求められても、それを受け容れることができません。

 

その逆に、母性をしっかりと受け取った子供は、心に安心感が根付いているので、批判に耐えることができます。

だから、「こうしてはいけない」と言われれば、素直に受け入れることができます。

こういう子は大人になってからも、「健全な自己否定」を行うことができます。

 

「生きる意味」を見つけることができないのは、母性か父性のどちらかが欠如していたから。

母性をあまり受け取っておらず、父性ばかり受け取ってきた子は、自己嫌悪ばかりが強い人間に育つでしょう。

こういう子は、健全な自己否定はできず、不健全な自己嫌悪ばかりを繰り返します。

自分を否定してばかりいるわりに、そういう自分を変化させるための行動をとらないということです。

こういう人は成長のない人生を歩むので、他者の役に立つことができません。だから、「生きる意味」を見つけることも困難です。

もしあなたがそういう人間であるならば、今からでも積極的に母性を受け取る人生を歩みましょう。

実際の母親でなくとも結構ですので、あなたのことを許し、受け入れてくれる存在と、人間関係を築くようにしましょう。

 

逆に母性だけを受け取り、父性を受け取らなかった子は、とても横暴でわがままな子に育ちやすいです。

こういう子はいつでも身勝手に振る舞うので他者からの信頼を失いやすく、社会の中で孤立した存在になりやすいです。

するとやはり、「生きる意味」のようなものを見つけることは困難でしょう。

もしあなたがそういう人間であるならば、今からでも積極的に父性を受け取る人生を歩みましょう。

実際の父親でなくとも結構ですので、あなたに期待し、あなたに成長を求める存在と、人間関係を築くようにしましょう。

 

女帝のカードが出たときは、母性が花開くとき。

このカードは、母性を示すカードです。

そして母性とは前述した通り「ありのままを許すこと」です。

ということは、このカードが出たときのあなたは、「誰かの欠点を許せる」のかもしれません。

あるいは「誰かの弱さを許せる」のかもしれません。

誰かとは、「自分以外の誰かに対して」かもしれませんし、もしかしたら「自分自身に対して」かもしれません。

とにかくこの頃のあなたは、「暖かい母」のような自分になることができるはずです。

  

また、「母なる大地」などの表現からもわかる通り、世界中の様々な文化・宗教において、地母神は「多産」「肥沃」「豊穣」の象徴として描かれていることが多いです。

実際、女帝のカードでも足元には多くの稲が実っている構図が確認できます。

女帝をこういった象徴として解釈するのであれば、この頃のあなたは「実りを得る」と解釈することも可能です。

あなたがこれまで種を撒いてきたことはなんでしょう?

その実が育ち、収穫のときがやってくるのかもしれません。

  

女帝のリーディングヒント

このカードは、すべてを育むような環境が整っていること、あるいは自分が相手を育むような状況を暗示する。

人間関係では、慈悲深い母のように、相手や自分を優しく受容する。

しかし、そうした母性が、ときとして相手の成長を阻むことも念頭に置いてほしい。

たとえば、相手を自分に縛りつけようとしていないか、一度ふり返ってみるとよいだろう。

また、これまで地道な努力をしてきた人がこのカードを引いた場合は、物事が順調に進み、まもなく収穫の時期を迎えることを暗示する。

さらに、この世で生きることの快楽や心地よさを享受するという意味もある。

五感を満足させるような行為を楽しんだり、双方が心身ともに満たされるセックスをしたり、という状況を表す。

by鏡リュウジ「タロットの秘密」より