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タロットカード2「女教皇」の意味。 恋愛・仕事での解釈例。

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「女教皇」のキーワード

ポジティブな意味

直感、インスピレーション、閃き、無意識、神秘、より深い真実

 

ネガティブな意味

思い込みの押し付け、感情起伏が激しい、ヒステリー

 

エレメント

このカードは水のエレメンタルに属します。

水は「受動的な力」を示します。

受動的とは、つまり「受け取る力」のことです。

 

人は同じ状況に遭遇したとしても、受け取る力が高い人と、弱い人では、まったく違う感想を抱きます。

例えば、何かに失敗したとき、受け取る力が弱い人は、「失敗して悲しい」と解釈します。

しかし受け取る力が強い人は、「失敗は悲しいけれども、この経験を糧にすれば次回はより良く行動できるはずだ」と考えます。

受け取る力とは、こういうことです。

 

女教皇のカードにおいては、受け取る力が、女性らしさと組み合わさり、「対象から、細かいディティールの差を受け取ること(気付くこと)」に機能しています。

細かな差に気付くからこそ、普通の人には思いもよらないような「閃きやインスピレーション」が湧き上がってきたり、言葉では上手に説明できないけれども「なんかすごい直感」が湧き上がってきたり、「目に見えるものの裏にある真実」に気付くことができたりするわけです。

 

こういった女性原理的な力は、時に「何かとんでもないもの」を生み出すことがあります。

 

例えば、女のカン。

女性は、男性の細かな態度の差から、「いつもと違う」と気付き、そこから心の奥に抱え込んでいたものを引き出したり、あるいは浮気を見抜いたりすることがあります。

これはまさに、女教皇のような力が発動している瞬間だと言えるでしょう。

 

魔術師のページで、「発明とはすでにある技術の組み合わせによって生まれる」という話をしましたが、その組み合わせを思いつくことが、普通の人にはなかなか難しいのです。

例えばスマートフォン。

あれが生まれるより前に、携帯電話という技術と、タッチパネルという技術は、それぞれすでにありました。

しかし、「この二つを組み合わせるという発想」が、誰にもなかったんです。

しかし、スマートフォンを考えた人は、それが発想に浮かんだ。

だからスマートフォンを作ることができた。

すごい発想力ですよね。

こういうのもまさに、女教皇のような力が発動している瞬間だと言えます。

 

つまり、魔術師が物事を論理的に解明しようとしたり、どちらかといえば男性原理的なカードだったのに対して、女教皇は「非論理的なもの」「非合理なもの」「無根拠なもの」「だけど神秘的なもの」を愛する女性原理的な感覚でものごとを捉えているわけです。

基本的に女性は、男性に比べ、あいまいさを許容します。

男性は「根拠が明確なもの」を好み、女性は「根拠が不明りょなものでも柔軟に受け入れることが多い」と言われています。 

だから占い好きは女性が多い。 

 

しかしこういう曖昧なイメージは、ポジティブに働けば「理屈を超越した何かをうむこと」に役立つ場合もありますが、ネガティブに働けば「ただの思い込みや妄想」を押し付けるようなアクションにつながりがちです。

だからこのカードは、ネガティブな意味として「ヒステリー」などが設定されていることが多いわけです。

 

その他の観点

このカードで描かれている人物が何者なのか、それは誰もわかりません。

様々な説が出ていますが、どれも憶測の域を超えません。

謎の人物です。 

 

女教皇の足元には月の形をした置物が置かれています。

昼は「合理性」「理性」「明確さ」「公的な自分」が支配する時間で、夜は「非合理」「感情」「想像や妄想」「本能的な自分」が支配する時間です。

女教皇の足元に月の置物があるのは、女性原理はどちらかといえば夜の思考によっている象徴なのかもしれません。

 

女教皇の背後にはザクロが描かれたカーテンがしかれており、これは女性器の象徴、そこから転じて「神秘の扉」「奥深くあるもの」といったキーワードが生まれています。

女教皇の背後にはBとJと描かれた柱が立っていますが、これらはそれぞれ「ボアズ(光)とヤヒン(闇)」を意味しており、人間の心奥深く、潜在意識の部分には、光もれあれば闇もあることを意味しているなんて言われています。

   

女教皇のキーワード解説

人生を好転する秘訣は「直感」である。

ものごとをあいまいにとらえることの良い効果の一つとして、「直感」をあげることができます。

 スティーブジョブズもこんな名言を残しています。

 

君たちの時間は限られている。

その時間を、他の誰かの人生を生きることで無駄遣いしてはいけない。

ドグマにとらわれてはいけない。

それでは他人の思考の結果とともに生きることになる。

他人の意見の雑音で、自分の内なる声をき消してはいけない。

最も重要なことは、君たちの心や直感に従う勇気を持つことだ。

心や直感は、君たちが本当になりたいものが何かを、もうとうの昔に知っているものだ。

だからそれ以外のことは全て二の次でいい。

 

もちろん、男性原理のように「物事を論理だてて考えること」はとても大事なことです。

そういう論理的思考ができない人は、何をやらしてもうまくいきません。

 

しかし、人生はそれが全てではないことも事実です。

時には、まったく論理的ではなくとも、まったく他人から賛同を得られなかったとしても、「自分の直感に従うことが望ましい場面」もあります。

 

ソースという本の中でもこんなエピソードが紹介されています。

 

私の経験をお話ししましょう。

「ソース」のプログラムの参加者をつのるために、電話でセールスをしていたときのことです。

どういうわけか午前中はどうしてもその気になりません。

それでも締め切りがあるのでしかたなく電話攻勢をかけると、相手は私の気分を感じるらしく、どの電話もうまくいきませんでした。

ある朝、自分の直観にしたがうことにして、午前中は電話しないことに決めました。

その代わり、自分の好きなことをしました。

するとどうでしょう。

十分もたたないうちに、私は電話をかけ始めて、熱心にセールスをしていたのでした。

これはこういうことです。  

私は、電話をかけたくないという自分の直観のメッセージに気づき、四つのステップを踏みました。

直観を認めて、それにしたがったのです。

そうしたところ、電話をかけたくないという気持ちが消えました。

消えたとたんに私の手は電話をとり、その結果セールスの成功率も高くなりました。

自然にわき起こる直観はあなたの親友のようなものです。

大切な友人とつき合うのと同じように、尊敬し、直観のメッセージをきちんと聞いて、信用しましょう。

決して失望させられることはありません。

 by「ソース あなたの人生の源はワクワクすることにある」より

 

ただし本書では、直感と感情を混同しないようにと、注意も呼びかけています。

直観はあなたを導く声ですが、喜怒哀楽の感情は問題を起こしがちですので、混同しないでください。

 

女教皇をネガティブに解釈するときは、このような感情に振り回されている状態をイメージすると、想像しやすいでしょう。

 

なぜ直感を大切にすると良いのか? 

なぜ、直感に従うことが大事なのでしょう?

それは、「自分の本心」に従っているため、適切なアクションに至りやすいからです。

 

自分の本心に従った行動は、がんばらなくても自然とやる気が湧いてきやすく、そのため行動を継続できる可能性が高く、そのため「結果が出やすい」です。

自分の本心に従っていない行動は、がんばらなければやる気が継続できず、またどれだけがんばったとしても必ずどこかで燃え尽きる日がやってくる、そのため行動を継続できない可能性が高く、そのため「結果が出づらい」のです。

 

人間には、意識と無意識があります。

意識とは、「考えているつもりのこと」です。

無意識とは、「本当に考えていること」です。

人間の本心はいつでも無意識にあるのですが、多くの人はそのことに気付いておらず、頭で浮かぶ思考、つまり意識だけが自分の思考だと考えています。

しかしそうではありません。 

だからこそ、時にはまったく理屈で説明できなくとも、直感に従ってしまうことが重要なのです。

 

女教皇のリーディング例

このカードは「女性原理が発揮されるとき」です。

相談者が男性だったとしても、関係ありません。

男性の中にも女性的な一面はあるものですし、女性の中にも男性的な一面はあるものだからです。

 

まず仕事について占っているのであれば、「女性的なセンスを活かす」「感性に訴えるものを作成することができる」といった解釈が考えられます。

もしあなたが占いやカウンセリングのような分野で仕事をしようとしているのであれば、このカードはとても素晴らしいカードです。

「あなたの中の神秘的な力が発揮される」と解釈できるでしょう。

 

あるいは「直感が働く」「内なる声に気付く」という解釈も可能です。

人生では時に、「自分でもなぜそうだと思うのか説明できなけれども、でもなぜかそうだと感じる」という瞬間があります。

そして平常心のもとに生まれる直感は、大抵「正しい」ものです。

一流の成功者や、歴史上の偉人など、多くの人が「己の内なる声を大事にせよ」と語っています。

 

次に恋愛について占っているならば、まずは「女性的な力を駆使して相手の心を動かす」と解釈できます。

「直感的に相手の意図するところを察することができる」とか

「それによって相手の心の深い部分にアプローチできる」とか…

あるいはもっと単純に、女性らしさをアピールできるとか…

なんとなくいい雰囲気を作ることができるとか…

ヒントはとにかく、「言葉では表現できないようななんとなくな何か」です。

  

ただし女教皇のあいまいさは、時にはデメリットとなることもあります。

月と並んだ場合は、どちらも水のエレメンタルであるため「女性原理」「不安」の双方がどちらも強化され、「ヒステリーや不安妄想にとらわれる」と解釈できます。

 

その他のカード解説

0「愚者」の意味

1「魔術師」の意味

2「女教皇」の意味

3「女帝」の意味

4「皇帝」の意味

5「法皇」の意味

6「恋人たち」の意味

7「戦車」の意味

8「力」の意味

9「隠者」の意味

10「運命の輪」の意味

11「正義」の意味 

12「吊るされた男」の意味

13「死神」の意味

14「節制」の意味

15「悪魔」の意味

16「塔」の意味

17「星」の意味 

18「月」の意味

19「太陽」の意味

20「審判」の意味

21「世界」の意味

小アルカナ「ワンド」の意味

小アルカナ「ソード」の意味

小アルカナ「カップ」の意味

小アルカナ「ペンタクル」の意味